田川の新築て床はりをしました!
一般的な複合フローリングのサイズは1尺×6尺(303×1818ミリ)だから、部屋のサイズを測ってフローリングが縦横方向それぞれ何列で何枚になるか、あらかじめ計算しておいたほうがいいですヨ
気をつけるのは例えば次のような場合……
根太の流れる方向の部屋の内側サイズ(下図の長さA)が3350ミリで、フローリングの有効巾が303ミリの場合は、
3350÷303=11.05 なので、フローリングを11列貼った残りの巾は3350―3333 = わずか17ミリ!!
最後の1列はすごく細いため、事実上施工できない (-_-;)
このような場合は、最初の1列の材料を巾200ミリ程度に縦カットすれば、最後の1列の巾が120ミリとなり、十分施工できるので、このようにして最初に割り付けをよく考えておきます。
巾方向だけでなく、長さ方向も同様、壁際の端部があまりにも短くなることがないように、また、継手が一直線に並ぶことがないように、最初の1枚の長さを考えておきます。(カットせずそのまま1818ミリでいくのか、あえてカットしたものを張るのか)
上の図のように、最初の1段目は壁にピッタリくっつけず、5ミリ程度離して張るように、♂実側に基準線を打つといいです。
壁のラインは、一見真っ直ぐに見えても、完全でないこともあるのです。
ほんの少しでも波打っていたりすると、壁にピッタリつけて張ると、フローリングの大事な1段目のラインがずれてしまいます。
上の図のようにすると、そのような誤差を吸収できます。 壁との隙間は、あとから巾木で隠れるからOKなのですよ (^^)v
3 床に、根太のラインと基準線を打つ
まずは下地合板の上に根太のラインを墨打ちしておきます。 これがないとフロア釘を打つ位置が分からない。
次に、根太のラインと直角に、最初の1段目を貼るラインを墨打ち。
これがすごく重要で、このラインが曲がっていると2段目以降もすべて曲がっていってしまうのです。
※ 墨打ちには、墨つぼ、またはチョークラインを使うといいでしょう。