土台引き
2019/03/06
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今日は土台引きをしました。
基礎工事が完了しますと、次の工程は土台敷きです。土台敷きとは、基礎コンクリートの上に土台や大引を設置していく作業です。基礎も大事な工程ですが、この土台敷きやこのあとの構造部分は住宅の骨組みとなる大変大事な工程です。
まず、現場へ土台や大引が搬入されてきます。今は、プレカット工場で予め加工された材料が運ばれてきます。加工された材料を現場で組み立てるだけだと考えている方もいらっしゃいますが、現実はそうではありません。昔ほどではないものの、現場での作業も多くてミスが起こると欠陥住宅を生んでしまいます。
基礎の天端に墨を打っていきます。これを基に土台を敷いていくので大事な作業です。基礎を上から見ると中央部にはアンカーボルトがあるので、墨芯は基礎天端の中央には打てません。少しずらして打っていきます。施工会社にもよりますが、30mmから50mmほどずらしています。
そして、土台や大引をプレカット図を見ながら設置位置へ置いていきます。ひと通り所定の位置へ並べ終えると、間違いないか図面と照合します。
ここまでの作業を終えた後に、防蟻処理しておいた土台を基礎に敷いていきます。しっかりアンカーボルトで締め付けて固定します。