新築 玄関框
2019/07/08
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今日は玄関框つけてきました!
玄関や土間において、“内と外”を分ける段差に取り付けられた横木が「上がり框」です。
日本では、玄関で靴を脱ぐ習慣があるため、玄関の上がり框は「家の顔」とも言われ、大事にされてきました。「家に上がる」という表現の通り、古くから日本人が持ってきた境界感覚がこの段差に現れています。
また、上がり框は空間を分ける役割に加えて、コミュニケーションを生み出す場としても重視されてきました。訪問者をわざわざ室内に迎え入れるほどでもないとき、上がり框に座ってもらうことで同じ目線の高さを保てるため、近所の人が訪れて玄関先でおしゃべりをするときなど気軽なコミュニケーションの場として重宝されていたようです。